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選挙は楽しもう

私はよく政治の本を読む。しかし、議員個人の考え方や能力を見て応援することはあっても、特定の政党を応援するということはない。そういう意味で、自分は無党派であると認識しているが、それでも投票には毎回行っている。投票したい候補者がいないから投票に行かない、支持する政党がないから投票には行かない、というのはただの言い訳だと思っているからだ。また、どこに投票するのかいつも迷うが、投票先を決める過程こそが選挙の楽しみでもある。

また、NISAなどで投資を始めた人は、政局によって株価が動くので政治に関心を持った方がいい。自民党総裁選の高市バブルからの石破ショックは当にその象徴。基本的に、自民党総裁選や衆院選、参院選後は比較的株価が上昇する傾向にあるが、今回は寧ろ下がる可能性すらある。マーケットの反応を見るのも選挙の楽しみの1つ。ちゃんと政策本位で政治家または政党を選ばないと損するのは自分たちである。

政治の情報収集はYoutubeで

このご時世当たり前の話ではあるが、情報収集においてマスメディアを利用するというのは時代遅れである。編集権を持つマスメディアは、偏向的な報道が多く、尺や枠に限りがあるため情報量として不十分。報道しないことによる情報統制も可能であるため、マスメディアだけを見ていると特定の意見に扇動されてしまう。見るなら常に疑いの目を向けて見る必要がある。これはSNSにおいても同じことで、短い活字とショート動画だけでは、言葉の真意が伝わらない上に、過激な批判が多く、同じようなポストが次々に表示されるため、その意見に染まってしまう。また、正しい情報かどうかもわからないので気を付ける必要がある。1つマスメディアの活用方法があるとしたらマンパワーを活用した情勢調査。

政治の情報収集としてはYoutubeが一番有効。政治家が出演して討論している動画もあれば、政治家本人がチャンネルを立ち上げて動画を上げていることもある。Youtubeだと政治家本人の人柄がわかるし、尺に限りがなく、切り取られないのでじっくり話を聞くことができ、非常に有益な判断材料になる。また、信頼できるジャーナリストを複数人見つけ、その方の発信している情報を追っていくのもいい。

投票の心得

私が投票する上で心掛けていること。

1.支持しない政党を見つける

まず、絶対に支持しない政党は明確にしておくべき。私の場合は、自分の価値観から大きくかけ離れている政党や批判ばかりしている政党、理想主義者が多い政党は絶対に支持しないと決めている。特に安全保障については良いリトマス試験紙となる。昨今のきな臭い国際情勢において、安全保障は非常に重要な問題なので、各政党が安全保障についてどう考えているのかで決めるといい。これだけでも結構絞れる。

2.小選挙区は消去法で選ぶ

基本的に、国民の代表者である代議士は、自分の政策を実現するために政党に所属している。従って、本来は政党で選ぶのではなく候補者の資質を見て選ぶべきである。しかし、小選挙区に魅力ある候補者がいればいいのだが、投票したい立候補者がいないということが往々にしてある。特に、地方は選択肢が少なくその傾向が強い。そんなときは消去法しかない。支持しない政党の立候補者を消去していき、残った候補者を選んで投票している。また、批判の言葉しか聞こえてこない候補者は中身がすっからかんである可能性があるため真っ先に除外した方が良い。白票が積み重なれば次の選挙のときにその白票を取りに有力な候補者が立候補してくる、という意見もあるがあまり現実的ではない。それより支持しない政党の候補者を当選させないことの方が最善と考える。

3.比例代表ブロックは党首で選ぶ

比例代表ブロックは政党名を書けるので、支持しない政党以外の政党の中から選べいい。その中で、どの党首が一番まともかで投票先を選ぶようにしている。もし複数の政党が候補にあれば、パワーバランスを考え、情勢を確認しながら苦戦している方の政党に入れるようにしている。比例代表は名簿順なので個々の議員の資質を見極めるというより、数が正義の民主主義におけるただの数合わせ。その数を取りまとめる党首の力量を見て選ぶのが良いと考える。

皆さん、選挙にはちゃんと行きましょう。また、投票先は自分の頭で考えて決めましょう。

選挙

記事を読んでいただきありがとうございました。

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